観光やアクティビティも好きだけど、日々の喧騒を離れ、非日常空間でゆっくりした時間を過ごしたいな。温泉があるところがいいけど、ご飯は和食じゃなくてフレンチが楽しみたいよ。
そんな時におすすめなのが、長野県白馬村にある「シェラリゾート白馬」。温泉もグルメも自然散策もすべてホテル内で楽しめて最高だよ。
通年型のマウンテンリゾートとして日々進化を遂げる白馬村には魅力的なスポットがたくさん。今回はそんな白馬の中でも、繁華街から離れた森の中に佇む、オ―ルインクルーシブなホテル「シェラリゾート白馬」に宿泊して感じた魅力について、お伝えしていきます。
シェラリゾート白馬とは
岩岳マウンテンリゾートからほど近い、白馬の森の中に突如として現れるシェラリゾート白馬。
1998年に開催された長野オリンピックの直前、1994年にオープンしました。
3万坪もの面積を誇る敷地内には、全74室の客室やレストラン、ラウンジ、温泉を有する宿泊棟のほか、プールやチャペルや自然散策道まである多様な施設が魅力的!
チェックイン開始時間とともに訪れることをお勧めしたいホテルです。
チェックインは15時から可能です!
今回宿泊したお部屋は「ジュニアスイートルーム」
今回は「ジュニアスイートルーム」に宿泊しました。
シェラリゾート白馬は中庭を挟んで、「西館」と「東館」に分かれています。
ジュニアスイートルームはすべて、温泉へのアクセスも良い「東館」にあります。
部屋は寝室とリビングがわかれています。
中風呂に加え、ベランダにはジャグジー露天風呂まで!
ジャグジー露天風呂は冬期は使用できないとのことですが、冬場にはリビングにある薪ストーブを眺めながらゆったりした時間がすごせそうです。
ここがすごい!シェラリゾート白馬のおすすめポイント
豊富な湯量を誇る自家源泉!古民家を移築した大浴場
自家源泉「白馬みずばしょう温泉」を有しているシェラリゾート白馬。
湯量も豊富で、泉質は「ナトリウム一炭酸水素塩温泉」で、透明感のある緑色のお湯が特徴。
源泉かけながしで湯量が豊富なのがうれしい!
白馬村最大規模の温泉棟は江戸時代の古民家を利用しています。
中湯は3段階の温度別のお風呂が楽しめます。
露天風呂は、ヒノキの湯舟とモミジがたのしめる岩風呂の2種類が楽しめました。
中湯も、天候と時間帯によっては窓が開け放たれており、白馬の清らかな空気や鳥や虫の音を楽しみながら湯舟につかることができます。
湯上り場では「ミネラルウォーター」に加え、「コーヒー牛乳」、3種の「アイスクリーム」も無料でいただけるのもうれしいポイントでした。
チョコモナカをいただきました。うまー!
3種類から選べる。貸切露天風呂
宿泊者は滞在中に1回無料(45分)で、貸切風呂を楽しむことができます。
貸切風呂は「千利休」、「テルマエロマエ」、「五右衛門風呂」の計3種類の中から1つ選びます。
フロント横にある、予約簿に名前を記入し、チケットを持ち帰るスタイルです。
前回宿泊したときは一番人気の「千利休」を利用したので、今回は趣向を変え、「五右衛門風呂」を楽しみました。
五右衛門風呂
五右衛門風呂は本棟から歩いて100mほど離れた場所にポツンと位置しています。
3つの貸切露天風呂の中では最も新しい2016年に建てられたもの。
新潟県糸魚川の酒蔵から「湯通し」に使われていた古い大きな羽釜を譲りうけたのがきっかけで作られたそう。
煙の臭いがほのかに漂う中、大きな窯のお風呂につかるヒトトキはまさに非日常空間。
少し昔の日本にタイムスリップしたような気分が味わえますよ!
千利休
千利休は大浴場の近くに位置しています。
ヒノキづくりの露天風呂につかりながら白馬の大自然と日本庭園を楽しむことができました。
脱衣スペースはなんと和室!
お風呂から出たところに大浴場同様フリードリンクが用意されているのもうれしいポイントでした。
自然の中でゆったりとしたヒトトキが過ごせる「ラウンジ」
シェラリゾートの数々の魅力的な施設やサービスの中で、TackとKoiが一番お気に入りなのがこのラウンジ。
ガラス張りのラウンジからは、白馬の自然が美しく、自然との一体感を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
コーヒー、紅茶、ハーブティーが自由に楽しめるほか、懐かしいアイスキャンディーもあります!
15時から23時の時間帯は赤ワインと白ワインも無料で好きなだけ楽しむことができます。
オールインクルーシブなサービス
「あったらいいな」のサービスが、無料で楽しめるのもシェラリゾート白馬のすごいところ。
これまでにご紹介した大浴場での「アイス」、「コーヒー牛乳」、「ミネラルウォーター」や、ラウンジでの「赤ワイン」、「白ワイン」、「コーヒー」、「紅茶」、「ハーブティー」、「アイスキャンディー」だけでもうれしいのですが、
なんと、レストラン前では「リンゴジュース」が、さらにホテル正面入り口では「卵かけごはん」、「グリーンカレー」、「具だくさんお味噌汁」、「新鮮夏野菜」、「ちまき」を無料で楽しむことができます。
さらに、館内にはいたるところに駄菓子も隠されており、宝探し気分を楽しむこともできます。
温泉棟と東館の間にあるマッサージチェアも無料で利用が可能!
まさに至れり尽くせりのサービスも嬉しいホテルです。
創作フレンチと長野ワイン
白馬の繁華街とは少し離れた場所に位置しているのと、至れり尽くせりなサービスをゆっくりと楽しむためにも、シェラリゾート白馬滞在中はあえて外出はせず、ホテルを満喫し尽くすのがおすすめです。
ディナーは創作フレンチコース。
料理にあうワインとして、長野ワインをおすすめしてくださっているのもうれしいポイントでした。
前菜は「真鯛のリエット ブロッコリーとライブレットのミルフィーユ」色どり鮮やかな5色のミニトマトで目にも楽しい一品です。
食べた瞬間にビーツとリコッタチーズのソースのうまみが和らかく口に広がりました。シャキシャキしたサラダとの相性もばっちり。
スープは旬の新玉ねぎと赤パプリカのポタージュ。
新玉ねぎの優しい甘さと赤パプリカのほのかな酸味がおいしい一品でした。
前菜とスープはスパークリングワインとともにいただきました。
お魚料理は「白馬産コシヒカリのリゾットと舌平目のムニエル アメリケーヌのグラタン仕立て」
白馬村と同じ大北地域、池田町の新進気鋭のワイナリー「ドメーヌヒロキ」のシャルドネ2021と合わせます。
魚介の香りが口いっぱいに広がります。クリームの濃厚さに小海老の香りと香ばしさやサクっとした食感も感じられ、最後まで大満足で食べられました。
お肉料理は「牛フィレ肉のポワレ シェフ特性の熟成ポン酢を使た創作エシャロットソース 切干大根のいレンジ煮込みを添えて」でした。
「シャトーメルシャン」の「椀子シラー2021」を合わせます。
日本ではまだまだ未知数だったころ、シャトーメルシャンが世界的にも評価を得るほど質の高いシラーを醸したそうだよ。ここのシラーをきっかけに、長野県内の他のワイナリーでもシラーが製造されるようになったそうだよ!
日本のワインでここまでの重さと深みが出せるのは見たことがないかも。オーストラリアなどのシラーと比較しても柔らかな印象で、和のエッセンスが添えられている今回のお肉料理にもぴったりだったね!
最後はデザートと紅茶をいただきました。
敷地内自然散策
敷地内に整備された自然散歩道があるのも、森の中に佇み広大な敷地面積を有するシェラリゾート白馬ならでは。
晴れた日には木漏れ日が美しく、四季折々の山野草が目を楽しませてくれます。
ツリーハウスや春には水芭蕉が咲き誇る湿原もありました!
さまざまな娯楽設備
シェラリゾート白馬を訪れたら、ぜひ敷地内自然散策を楽しみたいところですが、雨の日や夜に自然散策というのもなかなか難しいもの。
そんなシーンでも楽しめる娯楽施設がシェラリゾート白馬にはたくさん!
ダーツ、ビリヤード、アイスホッケーに卓球まで楽しめます。
最後に:
至れり尽くせりのサービスと、豊富な湯量の温泉、地元の食材を使用したディナー、心地よいくつろぎスペースと、自然散策まで楽しめるシェラリゾート白馬。
日常を離れ、自然の中でゆっくりリフレッシュしたいときにおすすめのホテルです。
インスタでも発信しています。空気感を感じたいときはチェックしてみてね。
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