ようやく見ごろを迎えた!
・・・と思ったらあっという間に花の盛りを過ぎてしまう桜。
今年は桜の開花前後に暖かい日が続いたこともあり、「咲いた!」と思ったら週末まで持たずに市街地の桜は散ってしまいました。
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市街地は散ってしまっても、北部や標高の高いところはまだ桜咲いているんじゃない?
そう思い立ち、桜を求めて4月17日(日)に小川村を訪問したときのことをご紹介します。
小川村とは
小川村は長野市と白馬村の間に位置しています。
標高500〜1000mの山間の集落で、「日本で最も美しい村」連合にも加盟。
村内各地から北アルプスを望むことができます。
番所の桜・立屋の桜・桜山
アクセス・駐車場
県道31号線の途中、林りん館の看板を目印に山道を登っていきます。
駐車場があるか心配でしたが、地元の方がご好意で土地の一部を駐車場として開放してくださっていました。
主だった駐車場は4か所ほど。15台ほどが停められそうな規模感の一番手前の駐車場に止めました。
![](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2022/05/phoo2.jpg)
一番手前の駐車場からの風景
桜スポットから最も近い、登り切った先にある駐車場が一番広かったです。
![koi](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2021/07/hamu-e1651533962900.png)
30台ほど停められそうな規模感でしたが、訪れた時(10時前)には満車でした。
4か所トータルで50台ほど停められそうでした。
桜山
ベニシダレザクラが咲き誇る丘。
北アルプスと濃いピンク色のコントラストが美しく、多くのカメラマンが撮影を楽しんでいました。
番所の桜
樹齢70年ほどの「ベニシダレザクラ」
訪れた日は濃いピンク色がとても美しかったです。
案内標識によると、一度に咲かない品種のため、日毎に色の変化が楽しめるとのこと
色の移り変わりが楽しめるなんて、なんともおつな桜です。
立屋の桜
樹齢350年以上と伝えられ、村の天然記念物にも指定されている「エドヒガンザクラ」
案内標識によると、桜山一帯の桜はこの立屋の桜から発芽した台木にベニシダレザクラを接ぎ木しているそう。
立屋の桜は、この辺一帯の桜のお母さん的存在でもあるんですね。
北アルプスと里山と桜
北アルプスと里山と桜を写真に収めるには、駐車場近辺がベストポジションでした。
立屋展望広場のほか、林りん館に向かう小径から望む景色がなんとも絶景でした!
二反田の桜
10数年前に植えられたばかりだという、比較的新しい桜の名所が「二反田の桜」。
里山の斜面一面に桜が植えられています。
この「二反田の桜」も満開とのことで、立ち寄ってみました。
駐車場からの景色
コミュニティ施設・バスターミナル・村営住宅の複合施設「バスティ高府」が駐車場として開放されていました。
近くで桜を楽しむにはよい場所で、お花見散歩が楽しめます。
精米機及び武部八幡宮に向かう道
腹ごしらえのために「道の駅小川」に向かう途中で見つけたスポット。
「JAながの西山中央店」の駐車場に停車し、ささっと写真を撮影させていただきました。
![](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2022/05/photo13.jpg)
JAながの西山中央店併設の精米施設より
![](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2022/05/photo14.jpg)
武部八幡宮の鳥居付近から。水仙もちょうどみごろ。
武部橋からの景色
「道の駅小川」から100mほどのところにある武部橋。
橋の中腹あたりまで歩くと、電線などにさえぎられることなく、二反田の桜を眺めることができました。
![](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2022/05/photo15.jpg)
手前の民家と畑がいい味を醸し出していました。
北アルプス満喫!絶景ドライブロード
せっかく小川村まできたので、ドライブも楽しむことに。
小川村から鬼無里・戸隠方面に向かう「小川アルプスライン」沿いにはいくつかの展望スポットが設けられています。
それらのスポットを4か所ほど巡ってみました。
小川アルプスライン成就展望所(標高約620m)
側道に車を停車可能。
里山らしい風景が広がり、一本桜がいい味を醸し出しています。
標高が620mと低いこともあり、里地がメインの風景です。
小川村アルプス展望広場(標高約800m)
側道に5台ほどの車が駐車可能な駐車場があります。
トイレや望遠鏡なども設置されていました。
小川アルプスラインアルプス展望デッキ(標高約850m)
側道にベンチと北アルプスの山々を紹介する看板が設置されていました。
先に訪れた「小川村アルプス展望広場」は駐車場(5台)も満車になるなど、多くの人が入れ替わり立ち代わり訪れていました。
一方、ここはまったく人がおらず、ゆっくりできそうだったため、小休憩をとることに。
20分ほどゆっくりと北アルプスの絶景を眺めながら、道の駅小川で購入した「おやき」をいただきました。
![アルプス展望広場](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2022/05/photo19.jpg)
深山・里山・里地と長野県の田舎を象徴するような景色が広がります。
「星と緑のロマン館」(標高約1000m)
プラネタリウム・天文台・宿泊施設を有する「星と緑のロマン館」。
しっかりとした駐車場があり、40台ほどが駐車可能です。
訪れた日は屋外で、太陽の観測を実施していました。
![koi](https://tack-trip.com/wp-content/uploads/2021/07/hamu-e1651533962900.png)
プロミネンスの動く様子が見れるなど、貴重な経験ができました。
併設の「星と緑のロマン館」に宿泊すると、宿泊者限定の星の観望会が楽しめるとのこと。
20等星以上の観測が可能という本格的な天文台での天体観測もいつか楽しんでみたいなと思いつつ、帰路につきました。
最後に:春の小川村の美しさは格別
どの季節も北アルプスと里山の美しい景色が望める小川村。
桜の華やかさや、これから芽吹こうとしている木々のエネルギーが感じられる、春の美しさはまた格別です。
皆さんもぜひ、訪れてみてくださいね!
<今回訪れた場所>
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